お皿こうじ×中村誘導坊

どっか行きたい。なんかしたい。頭の中だけでも。

コンビニのご婦人

 

 

 

お昼。

食パン。

買い置きが少ないのでコンビニへ。

レジで並ぶ。

すぐ前には派手なおばちゃま。

別段気にもせず食パン5枚入り(118円)をぶら下げて私は自分の番を待った。

 

 

おばちゃまの番。コンビニ弁当とコーヒーをレギュラーサイズで2個注文。

レジの女の子。いつもの調子でいらっしゃいませから手際よくぴっぴっぴとしてお弁当をあたためるかおばちゃまに聞きお弁当をあたためる。

 

 

レジの女の子「○○○円になりまーす」

おばちゃまお金を支払ってコーヒーのカップを2個受け取り、あたためられたお弁当の入った袋を覗いて

 

 

「おいしそう」

 

 

 

そう言ってコーヒーを淹れに入口のコーヒーメーカーの方へ。

 

 

 

「おいしそう」

 

 

 

気になる

 

 

 

私は自分の会計の間、頭の中でずっとその言葉と光景を反芻してた。

 

 

「おいしそう」

 

 

 

思えばコンビニ弁当に対してほとんど思ったことは無いかもしれない。

 

 

おばちゃま、なんかありがとう。

食べ物のありがたみを再認識したような気がするよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、なんか変だから私は思うだけにしよう